2010年4月7日水曜日

季節が奏でるメロディ ~春・夏・秋・冬~


■季節が奏でる、名曲「戦場のメリークリスマス」
こんにちワン♪日メロ研の研究員「メロ」だワン♪
突然だけど、季節によって音の聞こえ方が違うって、知ってましたか??
名曲「戦場のメリークリスマス」を使って、四季の音の変化をリアルに感じるメロディを作ったよ!
とってもロマンチックで風流なメロディだから是非聴いてみて!!



■メロディ解説
季節によって音の聞こえ方が違うなんて、皆さんピンとこないですよね?
音速が空気中では温度により変化することを学校の授業でならったことがあるとこの瞬間思い出した方、ナイスです。
難しい話はさておき、今回のメロディは、ずばり「戦場のメリークリスマス」を使用します!
★春
春メロディは小鳥のさえずりと共にスタート。
春のメロディは基準の音色としてお聴き下さい。
★夏
続けて季節は暑さを連想する蝉の鳴き声と共に夏に変わっていきます。
夏は梅雨や夕立に代表されるように空気中の水分が多く、空気中を縦波で進んでいく音はその水分に影響を受けます。
波長の短い高い音の成分が減少しているのがわかるでしょうか?
★秋
さらに季節は進み虫の音と共に秋に向かいます。
音は春の音に再び近づきつつ一気に北風の吹く冬の夜へ。
★冬
遠くを走る列車の音が微かに聞こえるでしょうか?
冬の夜は地表が冷やされ上空の空気が暖かくなるという放射冷却がおこります。
音は暖かい空気中のほうが音速は早いので、この現象が起こる夜というのは、屈折という現象で音が遠くまで届くのです。

もちろん、音はこれ以外にも場所や周囲の構造物の影響で、反射、回折、干渉など様々な振る舞いをします。
今回はわかりやくするため少し大袈裟な変化をつけていますが、自然の変化に伴う音の変化、是非楽しんでください

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